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テーマ保育「Voice」をアクティブに体験する

2023-08-17
テーマ保育

テーマ保育とは、子どもの主体性を育てることを目的とし、保育の5 領域「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」を一つの共通主題を設け、遊びや活動展開を深めていくプログラムがあります。

令和5年度上半期のテーマは・・・

令和5年度 前期のテーマは「Voice」です。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、マスクの着用や声を出すことの制限が余儀なくされたこの数年間で、子どもたちが声を出すことがようやく緩和されつつある今、大きな声を出し、活気に繋げたいという思いからこのテーマを掲げました。

 

6月のテーマ保育では、声楽家の川口聖加様と伴奏ピアニスト後藤智美様をお招きし、生演奏での生歌を披露していただきました。オペラでの歌声は素晴らしく、大人も見とれてしまうほどでした。

 

何といっても目を引いたのは、【表現力】と【姿勢】でした。

 

コンサートの中では、童謡の「カエルのうた」でワークショップをしていただきました♪

表現の仕方は様々で、例えば背伸びをして高い声を出したり、しゃがんで低い声をだしたり身体全体を使って声を出す体験をすることで、声の質や声の響き方が変化に気付くことができました。

姿勢について「歌を歌う時には姿勢をよくする」というイメージはないですか?では、なぜ姿勢が大事なのでしょう?

私たちは吸い込んだ息を吐き出す際に声帯を閉じて「声」に変換しています。つまり声の原動力である息が不安定になれば「声=歌」も不安定になるのです。息を安定させるうえでとても重要なのが姿勢なのです。

 

今回のコンサートを活かし、今後のテーマ保育に発展させていきます。

 

 

幼い頃から本物に触れる機会を作ることで子どもの将来の選択肢の幅が広がります。

是非、ご家庭でも様々な体験をする場を作ってください。

市立甲府病院 院内保育所 

2022-12-27

11月には、市立甲府病院院内保育所の園庭にある木々が赤色へと色づき、色づいた葉っぱを落としたり、近くの公園ではたくさんのドングリが落ちていました。こどもたちは落ちたドングリを集めてお友達と見せ合ったり、落ち葉を使った製作も行いました。

 

 

こういった戸外での遊びや自然物を使った遊びを「自然遊び」「自然体験」等と言い、子ども達の成長に欠かせない遊びの1つでもあります。

なぜ、自然遊びが子どもの成長に欠かせないのか。その理由は大きく分けて3つあります。

 

  • 発想力や五感の働きの成長を促す事が出来る。

 子ども達が園庭や公園等に落ちている葉っぱやドングリを見つけ、「これでどんな遊びができるかな?」「これはなにかの形に見えるな?」等自然にある物を使ってどんな遊びが出来るかを考える事で、発想力や想像力を養う事が出来ます。また、ただ自然の中で過ごすというだけでも四季の移ろいで変わりゆく葉っぱの色、草花の香り、風の音、ごつごつとした地面の感触等、五感に対して適切な刺激を受ける事が出来ます。

 

  • 必要な身体機能が身につく

自然遊びの中では、様々な身体の動かし方を学ぶ事が出来ます。例えば、でこぼこ道を歩くというだけでも、子どもに必要な体幹やバランス感覚が磨かれていきます。さらに山登りや木登り、水遊びなどの遊びを通して、全身を思いっきり動かすので、身体をバランスよく鍛える事が出来ます。その際には大人がある程度危機管理を行ってあげましょう。

 

  • 子どもの心の成長を促すことが出来る。

自然の中で遊んでいると、綺麗な景色を眺めたり、努力の末木登りが上手に出来るようになった等様々な経験を積み重ねていく事で、身体だけでなく心も成長することが出来ます。また、自然の中では予期せぬトラブルはつきものです。そうした問題が起こった時に、どのように解決すればいいのかを試行錯誤することで、問題解決能力を伸ばす事にもつながります。

 

自然の中での遊びは、子ども達の成長に大きく関り、保育園を卒園し、小学校に上がってもそういった自然体験は大切になります。

保育園でも普段遊び慣れた園庭以外にも近くの公園に出掛け、環境を変えながら自然遊びを楽しむことが出来るように遊びの内容を変えて保育を行っております。

また、山梨には自然遊びや自然体験をするのには十分な環境が揃っていますので、ご家庭でも機会があればぜひ自然の中での遊びを楽しんでいただければと思います。

オーガニックは、どこから

2022-11-09
有機食品

前回、5月にアップした「オーガニックを取り入れた給食」について、アップしましたが、今回は、保育園では、どのようなところからどのような方法で購買しているのか?をお伝えします。

 

保育園では、オーガニック農産物・加工品や特別栽培(※1)の農産物・無農薬の農産物を積極的に取り入れています。

 

※1特別栽培=その農産物が生産された地域の慣行レベルに比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下、化学肥料の窒素成分量が5割以下で栽培された農作物のこと。

有機食品をこうして買っています!!

【どのような方法】

これらの農産物や加工品は、インターネットの購入サイトにて会員登録し、発注をすべて行っています。

 

【どのようなところから】

・株式会社 大地を守る会 :米、野菜

・生活協同組合パルシステム山梨 :オーガニック野菜、果物、合成添加物のない加工品

・ふるさと21株式会社 :オーガニック・特別栽培の果物、野菜

・株式会社むそう商事 ビオフロレスタ :オーガニック調味料

・ミレー株式会社 :オーガニック・無農薬の野菜、果物

・Amazon

 

有機食品
給食は宮前の食品基準で厳選しています!!

どのサイトも個人でも購入できますので、ご家庭の食卓にぜひご利用ください。

 

保育園では、何より食の安心・安全をモットーにしています。

食材は、すべて保育園独自の「食の安全ものさし」によって管理され、保存料や発色剤などの添加物を一切使用しない食材のみ調理可能としています。

農薬が、かかって美しく育った食物や食品添加物をたくさん入れておいしくなった食品を食べたいと思いますか?

 

幼児期の小さな子ども達が食べる食事だからこそ、有機栽培農産物・無添加調味料・無添加加工品などを使用した、自然なままの食材で給食を作っています。

 

おいしさ、100%

みずあそび

2022-10-07
魅力ある環境
今年度も7月から9月の初旬まで水遊びを実施しました。
感染拡大対策として、水中に入ることはできませんでしたが、水鉄砲や水風船、氷あそびやシャボン玉など様々なコーナー遊びを設けながら、魅力ある環境設定を行いました。
 
さて、水遊びを通して、子どもにとって良い影響は何があると思いますか?
 
五感が刺激される。
水遊びを通して、手や足、目や耳など体全体で水とふれあう為、様々な感覚が磨かれていきます。水の冷たさや心地よさを肌で感じます。水に反射する光を見て綺麗だと感じることや水の流れる音を聞いて心地よいと感じることもできます。シャボン玉も同様で、キラキラ光るシャボン玉に興味を持ち、笑顔で追いかける子どもの姿がありました。

水の性質の面白さを体験できる。
水は自由に形が変わり、温度によって感じ方も変わります。水鉄砲や水風船では、力の加減で水の勢いや方向を変えることを知り、9月初旬には、自分の狙った場所に水を発射することが出来ていました。
最近では、蛇口とプールの一部を接続させ、噴水のように水がでてくるプールもあります。水の出方などを興味津々に観察する姿がありました。

コミュニケーション能力を培う
水遊びは、子ども一人ではできないものです。子どもに付き添う大人や一緒に遊ぶ仲間やきょうだいとの会話やコミュニケーションなどを通して、社会性を育むことができます。
仲間と水遊びの楽しさや発見を共有することで、何倍も楽しさが増します。自然と笑顔が溢れ、プレイグラウンドでは賑やかな笑い声が響いていました。
 
また、水遊びだけではなく、水遊びをする前段階にも子どもの成長がありました。着替えやタオルの巻き方、プールバック内の整理整頓など、日々の積み重ねから出来ることが増えたことがうかがえます。この夏、大きく成長した姿を思い返してみてください。
 
最後に、水遊びは楽しいですが、注意をしないと大きな事故に繋がる可能性もあります。
宮前保育園では、内閣府の「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」や厚生労働省スポーツ庁の「プールの安全標準指針」、消費者安全調査委員会の「ガイドライン」を職員全体で確認してから水遊びを開始しています。
水遊びを行う際には、活動の進行をする保育者と監視に専念する職員を明確に分け、事故防止に努めており、心肺蘇生やAEDの使い方などの緊急時の対応についても研修をしておりますので、ご安心ください。

ベリークラス:コロナ禍の合間の園外保育

2022-09-12
楽しい園外保育

宮前保育園では、日々の遊びで出掛ける近隣の散歩以外に、通園バス<ホワイティ号>を使用して「いつもより少し遠出」の【園外保育】に出掛けます。

5歳児ベリークラスの子ども達は、物心のついた頃からコロナ禍で、どこへ出掛けるにも感染予防対策をし、中止や延期は当たり前、出掛ける場所も制限しながら、出来る最大限の園外保育に出掛けてきました。その分、子ども達にとって【園外保育】は特別な体験として、心に残るものになっているようです。


 子ども達にとって、遊びの延長でありながら非日常を味わえる【園外保育】は、私たち保育者にとっても、いかにして今までの体験を叶えられるか、工夫と挑戦の連続です。子ども達の『楽しかった!』『また行きたい!』の声を励みに、これからも、感染予防と共に挑戦し続けます。

「次は、どこに行こうかな?」

 

 今回は、今年度前期に体験した【園外保育】について、お伝えします。

★6月:多摩動物公園

今回は、先生達からのサプライズ!保護者の皆様に協力して頂き、おにぎり弁当を持って、観光バスで「多摩動物公園」へ行きました。

目の前の大きなバスに乗る⁉ 行き先は、東京⁉(行っていいの?) 動物園なんて行ったことないよ…。サプライズ発表に驚き、緊張や不安を抱えながら、中には初めて乗る観光バスに乗車です。


「バス大きい!」

多摩動物公園では、「キリン!首ながーい」 「うさぎさん!こっち見てる」 

まだまだ動物公園自体に感染防止策による時間制限があり、「もっと見たい!」気持ちを抑えて、楽しい経験をお土産にしました。

 

★7月:サマーキャンプ

 ベリークラスのお泊り保育「サマーキャンプ」は、北杜市の宿泊施設に向かいます。今回は、ニューノーマル・サマーキャンプと位置づけ、感染予防対策をしながら、電車に乗って、甲府駅から日野春駅を目指しました!

 

 切符を初めて手にする子ども達。自動改札にも緊張感が漂います。通勤ラッシュの喧噪を抜けると、車窓には緑いっぱいの自然。子ども達にも自然と笑顔が溢れます。


北杜市オオムラサキセンター、貸切コテージで一泊、夜は星空を眺めたり、大浴場に部屋ごと入ったり、朝の高原を散歩など友達と楽しみ、成長を喜び合う、最高のサマーキャンプを体験することが出来ました。
★7月:山梨県立科学館
 今年の七夕は、浴衣でプラネタリウム!年少・年中・年長と、ホワイティ号もフル回転で、県立科学館と宮前保育園を往復します。ベリークラスの子ども達にとって、室内施設への園外保育は初めてでした。星座や七夕の織姫と彦星について学び、甲府でも暗くなれば綺麗な星空が見られることを知りました。

テーマ保育「Voice」をアクティブに体験する

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