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食べ物の好き嫌いのない子が育つには?

2019-04-25
本日は、給食事業部・栄養士の池田が担当いたします★

我が子は、小学3年生の息子と1年生の娘。2人とも宮前保育園を卒園しました。

食の悩みは、生まれた時から成長していくにつれて変わっていきますが、毎日の食事だからこそ悩みは尽きないですよね。
今回は、好き嫌いについて書きます。

我が子、2人とも嫌いな食べ物はありません!!
とはいえ、苦手な食べ物は、やはりあります。。
しかーし!これ好きじゃないから食べたくなぁい(´ヘ`;) とか箸で弾いて残しておく( ̄m ̄)♪とかそんな事はしません。

苦手な物なので、多く食べることは求めていません。少量にしますが、お皿にのっていれば文句も言わず食べてくれます。

なんで?どうして?どうやったら食べてくれるの?!それは……
 

-------------- 後半に続く。-------------
 
 
 
 
ちなみに私自身は、好き嫌い多いほうだと思います(反省)
 


まず先に、どうして好き嫌いが出てくるのかと言うと生きる為の本能
なのです!甘いもの=エネルギーとなるものなので、甘いものが好まれます。反対に酸味や苦みは、食べると毒になるもの、腐っているものと認識し、口から出してしまいます。
胎児の味覚実験で、羊水を甘くすると飲む量が増えることが明らかにされています。こうした傾向から生まれてからの学習ではなく、本能であるということがわかります。

味覚は、五味と言われ 甘味・塩味・酸味・苦味・旨み からできあがっています。


さて、本題に戻りますが、
私が、子どもの食生活に関して、離乳食の時から心がけていたこと

①口から出しても食卓に出し続ける
②色々な食べ物に出あわせる


①については、離乳食を食べ始めて色々な食材を1つひとつ食べさせましたが、食材によっては口へ入った瞬間、すぐ出される。
それでももう1度食べさせてみる。やっぱり瞬時に出すΣ(・口・)

あ、これ好きじゃないんだな、もう食べないなと思わず数日後また出します。
今日も食べてくれない(ノ_・。)あんなに時間かけて作ったのに…と思いますが、諦めない!!
なぜなら、その食材を提供しない=食べる機会がなくなる=食べない ということです。
赤ちゃんでなく幼児なら、食卓にその食べ物が出てこなくなると“食べなくてイイんだ”と思い、じゃ食べない♪ラッキー♪
に繋がってしまいます。

少々苦手であっても1度や2度口から出されたくらいで、諦めるのは早いです。食卓に出し続けましょう!!
そして、一口でも食べられたら大いに褒めてあげましょう!



②については、色々な場所や人と出あって刺激を受けるのと同じく、出あわなければ良さを知ることはできません。
食べ物だって同じです。たくさんの食材に出あい、食べることで

こんな味の食べ物があるんだ!
こんな食感の食べ物があるんだ!
こんな音のする食べ物があるんだ!
こんな色の食べ物があるんだ!
こんな匂いのする食べ物があるんだ! と感じることができます。

幼少期にできるだけ多くの食材に出あわせてあげたいですね!

小さいころの食の体験や味覚の経験が乏しい子ほど、好き嫌いが多くなります。
子どもだけでは、食の選択はできません。
保護者が、自身の食生活にとらわれず、子どもの為に良い「食」を選択していきましょう!(*゚ー゚)ノ"☆                      
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