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褒めるということ

2019-05-10
リーフAクラス(2歳児)担任の浅川です。現在2歳半の息子のような娘がいます。

さて、私が育児で心掛けていることは「たくさん褒めること」です。
我が家の場合は、凄い場合はもちろんですが、一般的には気づかないでスルーされてしまうことも褒めます。
玩具の片付けをしたら、「すごいね!よく出来たね!ありがとう!」
散歩途中で道に落ちているゴミのような物を手に取ったら、「ゴミを拾ってくれたんだね!ありがとう!」
階段を全部のぼりきったら「すごいね!よく出来ました!」等、、、少し大袈裟なくらい褒め倒しています
そんな父と母の娘の自己肯定感はものすごく高いです。私たちが褒める前に「がんばったよ!すごいでしょ!」「見てて!すごいでしょ!」と言ってくるのでとても自信があるようです。
自分に自信があると例えば、何か困難なことがあったときに乗り越えていけるそうです。
「大丈夫」「あのときでした」「きっと出来る」あのとき出来たとか、自分は素晴らしい人なんだと思った経験が自信に繋がり、意欲にも繋がります。そしてまた今回も出来る、乗り越えられるという気持ちにもなります。

大人から見た凄いことと、子どもが出来た!と感じたレベルは必ずしも一致しません。大したことない当たり前だと思い、子どもを褒めないのはよくないことです。
子どもをどう褒めていいのかわからない方は、何か凄いことが出来た時に褒めるものだと思ってはいませんか?
いつもやっている当たり前の行動に注目すれば褒める機会を逃さずに済むかもしれません。
どうしても見つからなかったら、「生きてるだけですごい!存在が尊い!可愛い!」と褒め倒してはいかがでしょうか。

いつも挨拶や片付けが出来ているのに、たまに出来なくて叱るときは出来ることが当たり前になっているからです!
初めて「おはよう」と言えたときにはものすごく褒めてあげたはず、、、
継続して褒めれば子どもの中でその行動が強化されて定着されるはずです。
良い行動を続けている過程、姿勢を褒められることで自己肯定感も高まります。
最近叱ってばっかりだなと思っている方は、生きてるだけで尊いレベルの当たり前の行動を探してみるもの良いと思います。

しかし経験上、自分に余裕がないときは視野も狭くなってしまっているので、つい目に付く悪い事ばっかり注目してしまいます、、、
自分に余裕を持つことも大切かもしれませんね。

余談ですが、育児中の母親のストレス値はジャンボジェット機のパイロットと同じ値のようです。
ジャンボジェット機のパイロット並みの緊張感を、24時間育児をしている親は感じているということです。
育児の壮絶さ、緊張感がよくわかるパワーワードで衝撃をうけました。

食べ物の好き嫌いのない子が育つには?

2019-04-25
本日は、給食事業部・栄養士の池田が担当いたします★

我が子は、小学3年生の息子と1年生の娘。2人とも宮前保育園を卒園しました。

食の悩みは、生まれた時から成長していくにつれて変わっていきますが、毎日の食事だからこそ悩みは尽きないですよね。
今回は、好き嫌いについて書きます。

我が子、2人とも嫌いな食べ物はありません!!
とはいえ、苦手な食べ物は、やはりあります。。
しかーし!これ好きじゃないから食べたくなぁい(´ヘ`;) とか箸で弾いて残しておく( ̄m ̄)♪とかそんな事はしません。

苦手な物なので、多く食べることは求めていません。少量にしますが、お皿にのっていれば文句も言わず食べてくれます。

なんで?どうして?どうやったら食べてくれるの?!それは……
 

-------------- 後半に続く。-------------
 
 
 
 
ちなみに私自身は、好き嫌い多いほうだと思います(反省)
 


まず先に、どうして好き嫌いが出てくるのかと言うと生きる為の本能
なのです!甘いもの=エネルギーとなるものなので、甘いものが好まれます。反対に酸味や苦みは、食べると毒になるもの、腐っているものと認識し、口から出してしまいます。
胎児の味覚実験で、羊水を甘くすると飲む量が増えることが明らかにされています。こうした傾向から生まれてからの学習ではなく、本能であるということがわかります。

味覚は、五味と言われ 甘味・塩味・酸味・苦味・旨み からできあがっています。


さて、本題に戻りますが、
私が、子どもの食生活に関して、離乳食の時から心がけていたこと

①口から出しても食卓に出し続ける
②色々な食べ物に出あわせる


①については、離乳食を食べ始めて色々な食材を1つひとつ食べさせましたが、食材によっては口へ入った瞬間、すぐ出される。
それでももう1度食べさせてみる。やっぱり瞬時に出すΣ(・口・)

あ、これ好きじゃないんだな、もう食べないなと思わず数日後また出します。
今日も食べてくれない(ノ_・。)あんなに時間かけて作ったのに…と思いますが、諦めない!!
なぜなら、その食材を提供しない=食べる機会がなくなる=食べない ということです。
赤ちゃんでなく幼児なら、食卓にその食べ物が出てこなくなると“食べなくてイイんだ”と思い、じゃ食べない♪ラッキー♪
に繋がってしまいます。

少々苦手であっても1度や2度口から出されたくらいで、諦めるのは早いです。食卓に出し続けましょう!!
そして、一口でも食べられたら大いに褒めてあげましょう!



②については、色々な場所や人と出あって刺激を受けるのと同じく、出あわなければ良さを知ることはできません。
食べ物だって同じです。たくさんの食材に出あい、食べることで

こんな味の食べ物があるんだ!
こんな食感の食べ物があるんだ!
こんな音のする食べ物があるんだ!
こんな色の食べ物があるんだ!
こんな匂いのする食べ物があるんだ! と感じることができます。

幼少期にできるだけ多くの食材に出あわせてあげたいですね!

小さいころの食の体験や味覚の経験が乏しい子ほど、好き嫌いが多くなります。
子どもだけでは、食の選択はできません。
保護者が、自身の食生活にとらわれず、子どもの為に良い「食」を選択していきましょう!(*゚ー゚)ノ"☆                      

子どもと外遊び

2019-04-24
今回は、リーフ(1歳児)クラス担任小島です。現在3歳の娘がおり、妻と共に、宮前保育園でお世話になっています。
仕事に子育てにと、奮闘しながら、子育てしているご家族のサポートを全力でしていきます!

最近、娘は戸外に出ると、駐車場や自宅の前で石拾いが楽しいようで、家には沢山の石が集まってきています(笑)
いつの間にか、自ら自然物に興味を示すようになり、戸外へ出る事が増えました。

皆さんは、お子さんと公園に行ったり、散歩をしたり、外遊びをしていますか?
それとも、ゲームをしたり、テレビを見たりして過ごすことが多いですか?

脳が大きく成長する乳児期には、積極的に戸外に出て、出来るだけ多様な刺激を与えたほうがいいといったことが言えます。

澄みきった空や白い雲、柔らかく肌に当たる風、風にそよそよと揺れる枝葉、植物や土の匂い、と乳児期に外気に触れることで五感が働き、自然を味わえ、見る・聞く以外の刺激をたくさん受けられます。
また、戸外遊びでたくさん身体を使い、適度に身体を疲れさせておくと、心地良い疲れに襲われ、自然と寝つきも良くなります。頭と身体と心のバランスをとることができ、生活リズムも整います。

しかし「毎日、外に連れていかなきゃ」とプレッシャーに思う必要はありません。
大切なのは「多様な刺激」です!
戸外遊びが出来ない日は、指や手のひらを使って、手先で素材の感触を味わえる「粘土遊び」や自由に形を作ったりすることで創造力も高まる「ブロック遊び」がおすすめです!

どれくらい外遊びするのが理想だと思いますか?
子どもは、興味をもった遊びに熱中して遊ぶのですが、他の遊びにも興味をもち、遊びを次々に変えていきます。
そのため、ある程度の時間を確保できれば、その中で様々な遊びを行うので、結果として多様な動きを経験し、それらを獲得することができます。外遊びの時間が多いほど体力が高い傾向にあります。
40%を超える子どもの外遊びをする時間が一日1時間未満であることから、多くの子どもが体を動かす実現可能な時間として「毎日、合計60分以上」を目安としています。
ただ、子どもが体を動かす時間は、環境や天候などの影響を受けることもあるので、屋内も含め一日の生活において、体を動かす合計の時間として考えても大丈夫ですよ!


戸外遊びには、生きる力に必要な要素がたくさんあり、その経験が子どもの何年、何十年先の人生を形成することに繋がります。
戸外遊びが与える影響を考え、子どものこれからの可能性を一緒に伸ばしていきましょう!

「ほいくえんいきたくない」って言うときは。

2019-04-23
ツリー(3歳児)クラス担任の降矢です。

そして、中3、小6、小3の娘のお母さんをしております。

3人の子育ての経験を生かし、(まだまだ奮闘中ですが…)お母さま方、お子様方が、楽しく!元気に!充実した!毎日を送ることができるようお手伝いしてまいります。
 
今回私がお話したいのは、
お子様が
 
ほいくえん、いきたくない~
 
と言ったとき、どう関わっていけばいいのか、というお話。
お母さま方、どうされていますか。
「こんなに小さいのに、無理させてかわいそうだわ。」なんて思っていませんか?
 
そう思ったことがあるお母さまもおられることと思います。
でも、決してそんなことはありません。

毎日、保育園でお子様方と関わっている保育士は、お子様が楽しく過ごせていることを知っております。
あんなに泣いていてのに…お母さんと離れたらあれっ?!

ニコニコ笑ってお友だちと遊んでる!

 
子どもはやっぱり子ども同士で遊ぶことが大好きです。
お友達と一緒に食べて、寝て、遊んで、その楽しそうな姿と言ったら・・・
お母さま方に隠れて見ていてほしいくらいです。
(私自身、それを深く感じ、長女:3年保育、次女:4年保育、三女:6年保育とどんどん早くから入園を決めるようになりました(〃´∪`〃))
 
お母さまの心はお子様に伝わります。
お母さまが不安に思われると、お子さんも保育園は不安なところになります。
お母さまが「かわいそう」と思うと、「私はかわいそうなんだ」、と思うことになりますね。
だからそう考えるのはやめましょう。
 
お子さんが「行きたくない」と言ったら、 
まず、
話を聞く。受け止める。共感する。
どうして行きたくないのか教えてくれるでしょう。
話を聞いたら、
「うん、そうだよね。お母さんもそう思うよ。」
その言葉でお子さんはホッとします。それだけでいいんです。
決して、「どうして?何があったの?」などとお母さんのほうから深く聞かないでいいんです。
お子さんからの言葉を受け止めてください。
 
そして次に、
「今日は○○するんだって。楽しみだね。」
「○○ちゃんが待ってるね。」
たくさん楽しみを作ってあげてください。
そして、そっと背中を押してあげてください。

大好きなお母さんが、「保育園は楽しいところ」だと思っていたら、絶対にお子さまに伝わります。
大丈夫。その後は私たち保育士にお任せください。
 
 
そしてお家帰って一緒に過ごせる時間には

ぎゅーっと抱きしめ、抱っこし、スキンシップをとる時間を十分に作ってください。

 
お膝にのせてあげて、たくさんお話を聞いてあげてくださいね。一緒にいるときに十分にスキンシップをとると、愛情が充電され、お母さんと離れたときにも心が安堵します。
そんなあったかい時間が子育て中の幸せな時間ですよね。
そして親にも子にも、この時間が明日また頑張ろうという活力の源となります。
 
保育園に預けると決めたら、「とことん楽しんでおいで」というスタンスで、お母さま方はドーンと構えていてください。
わが子を信じて、保育園を信じて、送り出してくださいね。
 
私たちは、いつでもたっぷりの愛情で待っていますよ\(^o^)/

安定した生活リズム

2019-04-22
子育て支援事業部の内藤ひとみです。現在、5歳と3歳の娘2人を宮前保育園に預けながらお仕事しています。

女の子は、お口も達者で、おませさん、喋る喋る…。
そして、身体は強い!ここ2年くらいは高熱も出さず、感染症にもかからず毎日元気に登園しています。
働く親として、元気に保育園に通うことは何よりも嬉しく、安心してお仕事が出来ることに感謝しています。

 私が子どもの為に気をつけていることは、生活リズムを崩さないことです。
翌日休みだから今日は夜更かしさせてもいいかな?今日は休みだから、とリズムが変わっても、ということはしないようにしています。
休日も保育園のリズムと同じように過ごすようにしています。
活動時間は、家庭でも公園や散歩に出て体を動かし、昼食を摂ったら昼寝の時間も設ける。食事や入浴、就寝時間も出来るだけ同じようにします。
休日は、やっておきたいことは沢山ありますよね。
洗濯、掃除、買い物等家事を休みのうちに済ませたいと私も追われています。
 
私は、子どもにも楽しみをしっかりあげることにしています。そのために、お母さんもお家のお仕事頑張るから待っててね、と平等にすることを心がけています。
子どもだけでなく、大人も外に出れば気持ちがリフレッシュされるものです。また、子どもの嬉しそうな顔を見ると癒されます。子どもも元気に身体を動かせばお昼寝でしっかり身体を休めます。そのお昼寝の時間を、大人の休息時間としましょう。
子どもが起きているときに出来ない片づけをしたり、自分の好きなことをしたり、時には一緒に昼寝をしたり自分のために有効に使いましょう。
普段の忙しさのなかでは気付かない子どもの成長を見ることが出来たり、子どももいつもと同じリズムにあることで負担は軽減され、日々の保育園生活にも支障はありません。
子どもにとって、生活リズムを崩すという事は、大人が思っている以上に身体に大きな負担がかかります。体調を崩してしまうと一番つらいのは子どもです。そして、親も仕事を休むことは簡単なことではありません。出来れば休みたくない、でも子どもが具合の悪いときくらいはそばにいてあげたい、と私も悩んでしまいます。
子どもにとっても、大人にとっても安定した生活リズムをしっかり整え、健全な成長をこれからも見守りたいですね。

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