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子どもの心を受け止めよう

2019-05-24
今回はベリークラス担任、三箇が担当致します。
私には今年、中学生になった双子の息子がいます。軽く反抗期を迎えつつありますが、そんな反抗期もある意味、成長のひとつとして楽しみにしている私です。とはいえ、基本的には日々穏やかに過ごし、勉強にスポーツにと励んでいますので、これから先も一番の味方であり、一番の理解者でありたいと思っています。

さて、皆さんは『子育て』を楽しんでいますか?何を楽しいと感じていますか?子育ては決して楽しいことばかりではありませんよね。辛いこと、悲しいこと、困ったこと、不安なこと、挙げればきりがないほどネガティブな気持ちが出てくることもあるでしょう。でも、親である私たちがそのネガティブさを出してしまうと、それを受ける子どもたちは本来のポジティブな気持ちは表現出来なくなってしまいます。私たち親は、少しでもネガティブをポジティブに変換する力が必要だと思います。

例えば、子どもが帰る時間になっても「まだ遊びたい」とわがままを言って困らせた時、なんと言って説得していますか?
①「わがまま言わないで!」と怒り、無理やり帰る
②「じゃ、勝手に遊んでなさい」と先に帰ろうとする
③「なにして遊びたいの?」と尋ねて、それだけ遊んだら帰ろうと約束する
④「帰ったら○○(好きなこと)しようか」と提案する


この中に近い回答はありましたか?
子どもは無理やり動かそうとしても心は動きません。いくら怒ったり怒鳴ったりしても、それは逆効果です。
③④のように子どもの気持ちを受けとめたり、子どもに意見を聞いたりすることで解決することもあります。
まずは子どもが『なぜ、まだ遊びたいのか?』という原因を考えることがとても重要なのです。子どもは小さな心で思った以上に様々なことを考えています。もし、イヤイヤやわがままが見られた時は、まずは一旦、子どもの気持ちを受け止めてみることが大切です。子どもは納得しないまま動かされるとずっと嫌な気持ちを引きずり、更に 悪化していきます。
子どもの心を受け止め、『なぜ?』を一緒に考えてあげること。それがわかってくると子どもの気持ちを理解でき、子育てがより楽しいものに変化していくことでしょう。

これからも保育士として、子どもたちのためにも、保護者さんのためにも、穏やかな子育てが出来るよう日々、支援して参ります。もし、他にもお子さんの対応でお困りの際は遠慮なく、ベリークラスのドアを叩いてください。些細なことでもお力添えが出来れば嬉しいです。お待ちしております。

妊娠中だからこそ

2019-05-22
子育て支援事業部所属の高橋美穂です。
先日のブログで知っている人もいるかと思いますが、4歳・1歳半の息子がいます。
そして、お腹の中には3人目の息子を育てています。今だからこそ伝えることができる事を皆様にお伝え出来たらよいなと思っています。
 
妊娠中というのは、母親のイライラや体調面、その他様々な心配事がいっぱいだと思います。特に2人目以降の妊娠は、また環境や対応が変わってきます。
1人目の時には幸せに感じた妊娠期も、2人目・3人目と増えていくたびに、妊娠期を楽しんでいる余裕もなく、日々慌ただしく過ごしてあっという間に産休・育休です。私も今現在そんな気持ちの中で生活をしています。
 
そしてそんなときに思うのが、“2人の息子は、今どう感じているんだろうか”です。仕事に育児に家事に妊娠に、きっと不安・不満に思っている部分は多くあって、でもこど場にして伝えることが出来ないからこそ、保育園やそのほかの場所で、不安定な様子が見られたり、トラブルを起こして帰ってきたり、しているんだろうと思います。我が家も下の息子が妊娠を機に噛みつきをしてしまう事が増えたり、保育園の先生に甘えている姿が多くなりました。
そんな時、私は何を子どもにしてあげるのが一番いいのだろうと悩みました。でもやっぱり一番良かったのは、少しの時間でも子どもとたくさん関わってあげる時間を作ってあげること、そしてお風呂の時間や寝る前の少しの時間でも会話をしたり、スキンシップを取ってあげることを心掛けるようにしました。
特に上の子は、抱っこやハグをする事を喜んでくれ「ママすきだよ~」「お腹の赤ちゃん寝てるから静かにしないとね」とお兄さんらしい姿を披露してくれるようになりました。わかってきている年齢だからこそ、ゆっくり関わる中で説明したり、協力して欲しいことを明確伝えることですごくお兄さんらしく成長してくれました。特に男の子が単純なので、「ママ○〇してくれると助かるな~」なんて困ったふりして助けを求めれば、率先して行ってくれます。
下の子も成長がゆっくりなタイプではありますが、彼なりに成長してる所を大切にしながら話をすることで、伝わっているかな?と思うこともあるので、関わりを続けていくことは大切なんだと感じます。
 
それでもやっぱりイライラしたり、上手くいかない事ももちろんあります!子どもに当たってしまう事だって人間ですからあると思います。でも絶対にそのままにしないでください。フォローを入れてあげることで、子どもは納得し受け入れてくれます。そして、そんな時には迷わず旦那さんに協力依頼をしてほしいです。どうせ出来ないし、やらせてもやり直さなきゃいけないし。と思うことはたくさんあります!でも、旦那さんは子どもと一緒!と思ってやり方を教えながら、してくれた時には褒めるとその後も喜んでやってくれるかもしれません。
子育て・家事は1人ですることではありません。協力して行える事が一番です。私は、妊娠中だからこそ、出来ない時には、伝えて協力してもらい、子どもにも旦那さんにも頼っていいと思うようにしています。そして絶対に感謝の気持ちは忘れずに伝えるようにすれば益々家族の絆は強くなると信じています。
 
妊娠期の悩み・その他ぜひ聞きたい事があれば子育て支援センターを利用してくださいね!

勝ち負けで価値のあるものに

2019-05-16
ブログを見てくれている皆さ~ん♪こんにちは~!!
子育て支援事業部所属!ギルバート・ブライスこと、高橋寛人です!
 
我が家には、2人の男の子(4歳と1歳)そしてお腹の中にも、なんと男の子が1人います。想像しただけでも…。今後が楽しみです^^
我が家の男の子たちは「落ち着きはない、ずっと喋っている、遊んで遊びっぱなし、なんか二人ともパパっ子、下の子に関してはママにそっくり我が強い!気に入らないとこがあれば怒る怒る…。また始まった親子でケンカ~^^;」
毎日、朝から晩までバタバタしながらも楽しい日々を過ごすことが出来ています。これもママや子どもたちの頑張りに感謝です。
 
さて、今回は「勝ち負けで価値のあるものに」です。
なんのことだ?と思ったあなた!特に男性は共感できるはずです。
 
我が家での出来事を書きます。
今年度、上の子が年少へ進級しました。やっぱり制服に包まれた姿は、「あっという間に大きくなったな…」としみじみ思うこともありました。
上にも書いた通り、上の子は根っからのパパっ子です。大きくなるにつれ、それは増すばかり。何をするにも「パパがいい」「パパと一緒じゃ嫌だ」、ご飯を食べるのも、お風呂に入るのも、寝るのも、保育園に行くのも、お迎えも…(さすがに仕事上、お迎えはいけないのでママにお願いしています。)
ある時、電話が来ました。
「パパじゃなきゃごはん食べないって言ってる…どうしよう…」
「パパじゃないとお風呂入らないって…服も脱げないからと甘える…」
これが何度か続き、ママのイライラもさすがに溜まり…。そんな時、職場でこんな話を聞きました。「もう年少だよね?男の子って勝負になると絶対食いついてくるよ~!『パパがお家に帰るまでにご飯食べ終わるかな?どっちが早いか勝負だ!』『パパとどっちが早く服を脱げるか勝負だ!』とかやってみて~」
騙されたかのように実際にやってみました。
すると…食いついてきたではありませんか!電話で約束をして帰ってみると「パパ~遅いよ~。もう終わっちゃったよ~!』と、私が家に帰るまでにご飯を食べ終え、お風呂を待つ息子の姿があり、たまたま早かっただけだと思っていました。お風呂の時にも、勝負を申し込むと「自分で脱げるよ~!」と一人で脱ぎ始めました。どうせ脱げないだろうし、甘えてくるだろうと、ふざけながら脱ぐ私…「パパ、おしりふりふりしながら脱げちゃうもんね~」と遊んでいると、「パパ~、遅いよ~!もう出来ちゃった~!先に入るね~!」と…一人でお風呂へ入って行く息子…あれ?昨日までの姿は嘘だったのか…。そして…一人、お尻ふりふりをしている…恥ずかしい…。
 
このやり取りを何度か繰り返して行くことで、楽しい親子の時間にもなり、一石二鳥!!今では、子どもから勝負を仕掛けてくることも多くなりました。
こうやって、大きくなっていくのかと改めて実感しました。
 
ポイント:大人は勝ちません。なんでもそうですが、成功体験をさせてあげましょう。常に負ける必要はありませんが、あんまり続けて勝ってしまうと「負けるからしたくない…」と逆効果になりかねません。気を付けましょう!
 
是非、ご家庭でもやってみてください。お片付けとか身支度でも応用できます!
 
余談です。
この間、保護者さんとこんな話をしました。
「この前、主人に『ちょっと子ども見てて』とお願いしたら、ほんとに見ているだけだったんですよ。ふざけているかと思いましたよ~。」
お父さん方、いまこそ立ち上がる時です!今やお父さんたちの子育ての参加率も増えています。「子どもは主人に任せて大丈夫!」と言ってもらえるように男性保育士として、同じ父親としてサポートして参ります。男性だからこその話も出来たらなと思います。是非、子育て支援センターでお話しましょう!お待ちしております!

しつけ「食事編」

2019-05-14
保育専門リーダー香月です。
2児の母。育児経験、保育経験を生かし
日々、子育てに悩まれている保護者様の良きアドバイスができるよう、
全力でサポートしてまいります!

今回のテーマは
★こどもへの「しつけ」食事編★

子どもに「しつけ」をしすぎていませんか?
しつけをすることは、子どもが社会で生きていくために必要な“親の役目”。
そうは分かっていても、いつからどのようにしつけをすればよいのか、色々な情報が溢れていますし、悩んでしまいますよね。
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子どもを厳しく「しつける」べきなのか、厳しくしすぎるとのびのびと育たないのではないか…など、とくに自我が目覚め始めた子どものしつけには悩みがいっぱいですね。

私自身もその一人です。
今日に至るまで保護者様からのお悩みご相談を数多く受けました。
その中から今回は食事のマナーについてお話します。

子どもへの「しつけ」はどのようにすればいいの?

・お箸の持ち方はこうしなさい!
・テレビを観ながらご飯を食べてはいけません!
・挨拶はしっかりとしましょう!

 
こういう生活のマナーを伝えるのは、確かに親の役割ですね。
しかし、食事のときにあまり口うるさくするのは、心理的にマイナスが大きいことがわかっています。
なぜなら、子どもの成長には、食事による「栄養摂取」とともに「リラックス摂取」というものが欠かせないからです。伸びやかな心が育つにはリラックスして一人で自由になんでもできる時間がとても大切なのです。ですから、食事のときに「お茶碗の音を立てないで」「猫背になって食べない」といったことを毎度のようにうるさくいわれたりすると、当然ながらリラックスして食べられなくなります。すると、同じ食事を摂っても消化機能が落ちるため、栄養摂取効果が下がってしまう。といわれています。

こんな実験があります。(日本教育心理学会研究結果)
食事のときに親子で今日の出来事を話さなくてはいけないグループ、何も話さなくてもいいグループをつくり、どちらの子どもがリラックスして食事に集中できるかを確かめたもの。

結果、親子でおしゃべりしながら食事をする前者より、後者のほうがずっと子どもは安心して食事をしていることがわかりました。

もちろん、親子との会話は大切な栄養素です。
栄養摂取が重要な子ども時代は、なおさら食事の時間が大切ですね。食事中は少々お行儀が悪くても、できるだけ楽しく穏やかに過ごさせてあげるべきです。マナーやお行儀は、食事の時間以外のときにしっかり教えてあげて、食事が始まったらもうそういう話は切り上げてみましょう!
 
将来的には、自分の所作をほめられることで、親にしつけてもらったことを感謝する日がくるはずです。
また、挨拶や食事の作法、片付けのやり方など、子どもは親のことをよく見てマネをしようとします。
 
子どもにしつけをする前に、周りの大人が行儀の悪いことをしていないかを、いま一度見直してみることも大切です!

リフレッシュ

2019-05-13
シーズクラス(0歳児クラス)担当の小島です。
現在、3歳児の娘がいます。毎日慌しく過ごしながら、子育てに奮闘中です。
 
さて、皆さんは、仕事と子育てと家事と…とそんな毎日にストレスを感じたり、イライラしてしまったりすることはありませんか?
 
今回は、そんな育児中のストレスとリフレッシュについてお話ししたいと思います。
 
結婚する事でも、それまでの生活とはだいぶ変わる事もありますが、出産し、育児が始まると、夫婦のライフスタイルが大きく変化します。
「一人の時間」がなくなり、好きな時間に休んだり、寝たりすることも出来なくなります。お互いに「自分の方が大変だ」と大変さ比べになってしまうこともあると思います。
そんなイライラする気持ちは、子どもにも悪影響を与えてしまいます。
 
そこで、育児のストレスや日々の疲れを半減させるべく、我が家では、父親のお休み、母親のお休みとして、育児はお願いして、月に1度は友達と食事に出掛けたり、のんびり休憩したりと一人の時間を作ったり、実家に預けて夫婦2人で食事に出掛ける時間を作るように心掛けています。
丸一日とはいきませんが、半日でも数時間でもそんな時間があると、リフレッシュ出来、また「頑張ろう」と思える力になったり、家族で一緒に過ごせる時間の大切さもより感じられています。
 
子育ては、「手伝う」事ではなく「協力」してするものです。共働きの家庭が多いと思いますが、それぞれの家庭で上手なお互いのリフレッシュ方を見つけ、イライラせずに、笑顔で子どもと接することが出来ると良いですよね。
ちなみに、昨日の日曜日は、母の日という事で、パパがパパ友と半日、子連れで公園へ行ったり、食事へ行ったりと面倒を見てくれ、私は家でゆっくり過ごすことが出来ました。

テーマ保育「Voice」をアクティブに体験する

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